占い師になるずーっと昔、小学生だった私は『My Birthday』を穴が開くほど愛読していました。
同世代の人たちなら、きっと一度は読んだことがあるはず。
そんな大好きだった占い雑誌『My Birthday(マイバースデイ)』が
『My Birthday』愛蔵版1979~2006として帰ってきました。
表紙を見ただけでも、あの頃のワクワクが一気によみがえってきます。
占い師になるずーっと昔、穴が開くほど読んだ『My Birthday』
夢中で占いを読んで、おまじないを試して、不思議な雑貨の通販に憧れて…。
欲しくても買ってもらえなかったものは、雑誌から切り抜いて持ち歩いていました。



今考えると、謎の行動ですが少しでも効果をあやかりたかったのだと思います。
ここぞというときに勝負強くなれるおまじないは、部活の本番前や試験の前に、心の中で何回も唱えていました。
唱えすぎて、何十年も経った今でも覚えています。
ページをめくって明日のことを楽しみにしたり、悩んだときには勇気をもらえたり。
そんな特別な存在でした。
大人になって、1号限りの復刊も購入しました。
復刊してくれたら毎月買うのにな…なんて思ってもなかなか難しいですよね。
そんななか愛蔵版が出ると聞き、どれだけうれしかったことか。
【書籍情報】


『My Birthday』愛蔵版1979~2006
MyBirthday編集部編
実業之日本社
2026年6月25日発売
実業之日本社さま公式HP
https://www.j-n.co.jp/
※詳しい書籍情報は、実業之日本社の公式サイトで確認できます。
2026年7月15日に確認したら『重版中』の文字が!
私も車で小一時間かけて紀伊國屋まで行ったもんな。
やっぱり人気なんだなぁ…。
▼『My Birthday』愛蔵版1979~2006の直接ページ
実業之日本社 | 実業之日本社の公... 『My Birthday』愛蔵版1979~2006 | 実業之日本社 80~90年代の女の子が愛読した〈愛と占いの情報誌〉の永久保存版。表紙、付録、記事復刻…鏡リュウジの10年占いも!
今でも本棚にあるMy Birthday


写真に写っているのは、今でも本棚にある別冊の『M.B book』。
ふと目に止まってパラパラとめくると、だいたい最後まで読んでしまう魔力をもっています。
いかにもお子さま向けって感じがするけど、大人が読んでも楽しいんです。
私が古神道や太占真法などからまじないを学ぼうと思った根底には、実は子どもの頃からのおまじない好きがあったのではと、これを書いていてふと思いました。
まさか自分が、人を占う側になるとは
子どもの頃の私は、絶対に美容師になると思っていました。
ところが実際にはネイルの講師になり、そして今は占い師として人を占っています。
あの頃の私に「将来、あなたは占い師になっているよ」と伝えても、きっと信じなかったはず。
しかも今は、Popteen Webで女子中高生に向けた週間占いも書かせてもらっています。
自分が子どもの頃に占いを読んで励まされた経験があるから、今度は私が、悩んでいる中高生たちに何かを届けられたらという思いが強いです。
大人から見れば小さなことに思えても、その年齢の本人にとっては、友達のことも恋のことも、自分の未来も大問題。
私自身がそうだったからこそ、占いを読んだあとに少し気持ちが軽くなったり、「もう少し頑張ってみよう」と思えたりする文章を書いていくぞ!と心がけています。



あの頃『My Birthday』を読んでいた時間は、知らないうちに今の仕事にもつながっているんだなぁと思うと感慨深いです。
いつか、子どもがワクワクする占いの本を書きたい
『My Birthday』のような、子どもがワクワクする占いやおまじないの本を、いつか自分でも執筆できたらいいなと思っています。
占いの専門書ではなく、占いに詳しくない子でも気軽にページを開ける本。明日友達に会うのが少し楽しみになったり、好きな子に話しかける勇気が出るようなあの気持ちを、私も届けたい。
あの頃書いてくれてた先生たちが一体誰だったのか、記憶にあるのはマドモアゼル・愛先生くらいです。今ではコンプラに引っかかりそうな際どい表現や過激なアドバイスも子供心にあった気がするのですが、良き時代でしたね。
今はまだ「いつか」の話だけれど、言葉にしておけば、どこかで未来につながると信じてここに書き残しておきます。



あの頃の私が『My Birthday』に出会ったように、今度は私が誰かに占いのワクワクを届けたい。
弥生美術館で『My Birthday』展も開催中
そして、2026年7月4日から9月27日まで、東京の弥生美術館では、
『My Birthday』展
80~90年代を席巻した 占いカルチャー少女雑誌
が開催されています。
まつざきあけみ先生や野崎ふみこ先生が描かれた、美しい表紙原画も展示されているそうです。
まつざきあけみ先生の絵は、子どもの頃も大好きだったけれど大人になった今あらためて見ても、本当に美しくて素敵。
あの頃、雑誌の中で眺めていた絵を実際に見られるなんて…これはぜひ行きたい!
開催日時や休館日などの詳しい情報は、弥生美術館の公式サイトをご確認ください。
▶︎https://www.yayoi-yumeji-museum.jp
『My Birthday』から『My Calendar』へ
『My Birthday』の編集制作を長年担っていた説話社から、その後、占い雑誌『My Calendar』が創刊されました。
現在は株式会社マイカレから、紙の『My Calendar』も復刊しています。
『My Birthday』と『My Calendar』は、まったく同じ雑誌ではありません。
それでも、『My Birthday』を作っていた方々の「占いを雑誌として届ける」という思いが、その後の『My Calendar』にもつながっていることを知り、ひとりの読者としてすごくうれしくなりました。
紙の占い雑誌が本屋さんに並んでいるだけで、少しワクワクします。
『占いをもっと身近に』をコンセプトに活動しているえむまる.としては、
「もっと占いの雑誌や本が、本屋さんにたくさん並べばいいのに!」
と本気で思っています。
スマートフォンですぐに占いを読める便利な時代なのは嬉しくもあり、寂しくもあります。
本屋さんで偶然見つけてページをめくり、気になる記事を見つけてとりあえず買って急いで帰る。そして気になったところを何度も何度も読むあの体験って、すごく貴重だったなと思うんですよね。
愛蔵版を作ってくださった皆さまへ
愛蔵版を作ってくださった皆さま。
懐かしくて大切な記憶を、もう一度届けてくださり、本当にありがとうございます。
ページをめくりながら昔の自分に戻って、
「今の私も頑張ってるよ」
と声をかけてあげることができました。
子どもの頃の私は、まだ占い師ではありませんでした。
でも、あのとき夢中になっていたことや、心を動かされたものは形を変えながら今の私の中にも残っています。
これからも、昔の私が『My Birthday』から受け取ったようなワクワクや、心が少し軽くなる言葉を自分なりの形で届けていきたいと思います。
こんなしがない占い師の記事の言葉が届くとは思えないですが、それでもここでお礼を伝えさせていただこうと思います。
いつか…復刊してほしい。
占い師えむまる.
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